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インタビュー
インタビュー vol.6
ハーベストの活動報告&せんだい・みやぎオータムセミナー2008

ハーベストの活動報告

 みなさんは、将来どんな大人になりたいですか?どんな仕事をしてみたいですか?私たちの周りには、カッコイイ生き方をしている大人がたくさんいます。
 そんな地元で活躍している大人たちが、高校生の皆さんに自分の生き方や働く意味について話をしてくれるという活動を仕掛けている「ハーベスト」の中山聖子さんにお話をお聞きしました。

カッコイイ大人と直接話ができる機会をつくりたい

東北学院大学3年 ハーベスト学生代表 田村紗希
せんだい・みやぎオータムセミナー実行委員長 中山聖子さん

--ハーベストの活動について教えてください。

中山:私たちは、高校生や大学生などの若い人と、さまざまな職業や考え方を持っている大人との「出会い」を提供するために、そのようなカッコイイ大人たちに高校に出向いてもらい、自分の生き方や考え方について話をしてもらうガイダンスを行っています。

--進路の時間で行っているゲスト講話みたいなものですか?

中山:ちょっと違いますね。普通の講話だと、ホールなどで生徒のみなさんがたくさんいる中で1人の講師が話をしますが、私たちのガイダンスでは、一度にたくさんの大人が学校に来て、多くの講師の中から選んで話を聞くことができます。1人の講師に対して生徒が5〜7人くらいなので「講師を囲んで会話をする」という感じです。

---講師と直接話ができるんですか!

中山:ただ話を聞くだけだと一人ひとりに伝わらないことって結構あるんです。でも、少人数の講座形式なので、講師も一人ひとりに合わせて話ができますし、聞きたいことや考えていることをお互いに話すことができます。

講師は多種多様 聞ける話も十人十色

講師によって話す内容は様々
講師によって話す内容は様々。
参考になる話がたくさん聞けます。

---講師にはどんな人が来てくれるんですか?

中山:地元で活躍している大人に来てもらっています。会社の社長やお店の経営者、アスリートやカメラマン、ウェディングプロデューサー、NPOを運営している方もいますし、普通のOLやサラリーマン、大学生もいますよ。

---具体的にはどんな話が聞けますか?

中山:講師によって話す内容は様々です。自分のこれまでの成功話や失敗談、今までの経験してきたことや考えていること、これからしたいことなど、高校生のみなさんにとって参考になる話がたくさん聞けますよ。
  私たちは、みなさんのような若い人たちに、将来の目標を見つけてもらうために、社会で活躍している様々な大人に学校に出向いてもらっています。それは、進路選択をする前に「どんな生き方があるのか?」「その人が、どんな考えで今の仕事に就いたのか?」などをしっかりと考えてもらうこと、すなわち「職業観」や「勤労観」を確立してもらいたいと思っているからです。

「出会い」と「考えるきっかけ」 をつくりたい

---今までのガイダンスでの、高校生の反応はどうですか?

中山:高校生の反応はすごくいいですよ。講師と話をして、自分の生き方や働くことの意味をしっかり考えてくれているようです。ガイダンスのあとに感想文を書いてもらっているのですが、「やっぱり自分の夢を追いかけてみたくなった」、「ああいう大人になりたいと思った。マジ、カッコイイ」、「必死になれば何かがわかるということを実感できた」、「何か真剣になれることを探したい」というように、自分のこれからの生き方を考えるためのヒントをそれぞれ掴んでいるようでした。

---すばらしい活動ですね。

中山:ありがとうございます。大事なのは、やはり人と人との「出会い」だと思います。今、社会で活躍している方の多くも「○○さんとの出会いがきっかけで…」という方がほとんどです。たくさんのカッコイイ人と出会うことができれば、きっと自分のやりたいことを見つけたり、それを達成することができると思います。私たちはそんな「出会い」の機会をこれからもつくっていければと思っています。

 

せんだい・みやぎオータムセミナー2008
昨年は多くの方にご参加頂き好評を博しました
昨年は多くの方にご参加頂き
好評を博しました

 昨年9月、高校生や大学生が自分の生き方や働く意味を知るきっかけづくりイベントとして、「せんだい・みやぎオータムセミナー2007」が開催されました。
 1日で100人の講師による100の講座が開かれ大好評だったこのオータムセミナーが、さらにパワーアップして今年も実施されます。今年はどんなイベントになるのでしょうか?

---今年の「オータムセミナー」の実施が決まったそうですね。

中山:はい、今年は10月13日の体育の日ですが、東北学院大学の土樋キャンパスを会場に「オータムセミナー2008」を開催することが決まりました。
  昨年は、100人の様々なジャンルの方に講師をしていただきました。今ちょうど、今年の講師の募集をしているところですが、昨年以上にカッコイイ大人たちから「講師をしたい」と手を挙げていただいています。会場も東北学院大学と大きいですので、昨年以上の規模で実施できると思います。

---昨年度の評判はどうだったのですか?

中山:セミナー終了後、来場者の方から「今回の講義を聴き、新しいことにチャレンジする勇気が湧きました」、「本当に面白かったです」などのお話をいただき、非常にうれしかったです。講師の方からも、「講義を聴いた方々は必ずなんらかの『きっかけ』を感じて帰られたと思う」、「こういうイベントは継続することが大事」と高い評価をいただきました。

---今年は何か新しい仕掛けはあるのですか?

中山:ちょうど今、今年のイベントについて企画を練っているところです。楽しくてためになる、そんなイベントを企画したいと思っています。

---スタッフは、どんな方がされているのですか?

中山:スタッフは社会人だけでなく、大学生もたくさん参加しています。一つのイベントを作るためにみんなで走っているという一体感はとても楽しいですよ。

高校生の皆さんへ

 ハーベストでは、高校生スタッフを募集しています。
 パンフレットを作るための各講師への取材や、高校生主体の企画などへの参加で、大学生のスタッフと共にこのイベントを成功させましょう!興味のある人は、右のお問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。

高等学校の教員の皆様へ

 ハーベストでは、高校生の職業観、勤労観の醸成のため、宮城県内の高等学校などへ出前講座を行っております。
 せんだい・みやぎオータムセミナーなどで講演した、地元を元気にする100名の社会講師のネットワークを生かした「〜になるには講座」や「働き方講座」などキャリアデザインのお手伝いを行うことができます。
 ご興味のある方は、下記お問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。

お問い合せ先
せんだい・みやぎオータムセミナー2008
実行委員会(株式会社デュナミス内)
TEL:022-721-6180 (担当:松浦・坂上)  FAX:022-721-6181
MAIL:autumn-info@eenet-tohoku.jp
Web:http://eenet-tohoku.jp/html/autumn/