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未来フィットネス 〜適性検査で自分づくり

なりたい自分に必要な能力
「さあ、適性検査を利用してみよう」ということで、前回はStep1を紹介しました。
本誌をご覧になって「未来フィットネス」を既に試してみたという人もいるでしょう。
そんな方はもう実践済みかもしれませんが、確認の意味もこめて、今回はStep2「なりたい自分に必要な能力」を紹介します。

将来、必要とされる 『12のチカラ』

 将来、どんな仕事に就く場合でも、多かれ少なかれ必要とされる能力を、「未来フィットネス」では12個のチカラという形で表わしています。それは未来を実現するための「基礎のチカラ」と「応用のチカラ」の2つで、基礎のチカラは、学んだり働いたりする時の土台となるチカラ。応用のチカラは学んだり働いたりする時に、今よりもさらに一歩、前に進むために必要なチカラとしています。

 前号でも触れたように、適性検査の結果は、その通りになるという未来予想でもなければ、その通りにしなくてはならないルールではありません。とはいえ、統計的に見て、どんな仕事や学問に向いているかということに、ある程度の傾向やパターンがあるのも事実。そこで「未来フィットネス」は、単に適性の結果を指し示すだけではなく、18のフィールドにおける、あなた自身のチカラと、そのフィールドにおける「求められるチカラ」をグラフで比較できるようにしています。


あなた自身のチカラと、求められるチカラをグラフで比較できます。

 いまの自身のポイントを赤い線で表わし、その形と似たチカラ・バランスを持つフィールドを探すという判断方法をとっています。これにより、どのチカラを伸ばすことで未来を実現できるかの目安となります。さらにいえば、万が一、自分自身の夢や憧れからは遠いと思われるチカラバランスでも、それを伸ばしていくことで近づくことができるんだという、目標にしてもらうこともできるのです。
 どうやってそのチカラを伸ばしていくかのヒントを書く前に、「12のチカラ」の簡単な解説をしていきます。

【基礎のチカラ】
●集中するチカラ
たとえば、何かに熱中している時に話しかけられてもまったく気づかない。
●理解するチカラ
話の要点を簡潔にまとめて、人に話ができる。
●順序だてるチカラ
問題に直面した時、オロオロせず、次に取るべき行動を導きだせる。
●持続するチカラ
手間や時間がかかることでも、途中でなげださない。
●計画するチカラ
たとえば、朝のうちに、その日のスケジュールが頭の中にできている。
●実行するチカラ
失敗を恐れず、まずは「やってみなきゃわからない」と実行してみる。
【応用のチカラ】
■判断するチカラ
たとえば、友達からの相談に、いくつかの解決策のなかから最適なアドバイスができる。
■応用するチカラ
たとえば、直接関連のない情報を、遊びや趣味に活かすことができる。
■探究するチカラ
気になることは、納得できるまで徹底的に調べる。
■思いを伝えるチカラ
たとえば、相手も自分自身もストレスを感じない会話ができる。
■ひらめくチカラ
クイズの解答がすぐに頭のなかに浮かんでくる。
■思いを形にするチカラ
頭の中のイメージを言葉や絵、文章などの形にして相手につたえることができる。

どうやってチカラを伸ばすか

 ここまでで紹介してきた12のチカラの中身を読んでみて、「こんなチカラなんかないよ〜」と早合点はしないでください。ここまで記述したチカラが全部揃っているという方が「ありえない」ことなのですから。
 各チカラごとのレベルに応じた適性があり、そのレベルは「ある」、「ない」という二元論ではありません。そのうえで、なにがどの程度、不足しているかに気づいたら、すこしの努力の積み重ねで、伸ばしていくことだって可能なのです。
 たとえば「集中するチカラ」。宿題をする時、あらかじめ終了時間を決めて、その時間内に終わらせるよう頑張ってみる。
 また、宿題が複数ある時に、なんとなく始めず、どれから先にやるかも合わせて考えていけば、自然と「判断するチカラ」がのびていくはずです。
 宿題に限らず、たとえば買い物の時。商品は店に行ってから決めるのではなく、何を買うかをしっかり考え、行く店も事前に決めておく、といったことでもいいのです。
 その他のチカラも同様です。伸ばしたいチカラをアップする方法はWebでチェックしてみてください。

適性・適職診断

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